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感謝を込めて祈って
 “感謝ほど神の心を完全に勝ち取るものはありません”と聖ビンセント・ア・パウロは言いました。

 感謝の気持ちは贈り物を見つけることから生まれます。私たちが「ありがとう」と言う時、私たちは贈り物を認識し、それを受け入れ、記憶します。感謝と記憶は関連しています。
 今年の7月号の教会ニュース「吉報」では、甲子園教会の60周年を記念して、兄弟姉妹の皆さんに、私たちの教会の歴史を振り返っていただきたいとお伝えしました。
 過去を振り返った後、良い事も悪い事もありますが、感謝の気持ちを私たちは神に捧げることができますか? 感謝の歌で60周年を祝うことができましたか? 小教区として、個人として、私たちは何に感謝していますか? 私たちはどうすれば甲子園カトリック教会とその小教区のみんなへの贈り物になれるでしょうか? 他の人への贈り物になるためには何をする必要がありますか?
 このお祝いの期間に、多くの理由で感謝しています。何よりもまず、神は信仰という賜物を、恵みによって育んでくださいました。 ]そして、私たちを神の愛する子どもとして下さったことに感謝いたします。  私たちの感謝の気持ちを先人たちにも伝えます。甲子園教会で奉仕したすべての司祭に感謝します。 神の言葉で私たちを養いました。良い羊飼いのように、愛、献身、そしてケアをして私たちに仕えました。私たちのため、甲子園教会のためにも、たくさんの大きな犠牲を払いました。
 また、教会指導者、リーダーが寛大な気持ちで奉仕して下さったことに感謝いたします。 彼らは特に教会の庶務の際に司祭たちを助けてきました。彼らは教会に物質的に必要なことが適切に行われるようにしました。 彼らの力無しでは、多分、教会活動が出来なかったでしょう。
 キリストの聖霊で神の愛の証人になった、数え切れないほどの男女の惜しみない献身に感謝しています。 彼らは、私たちの甲子園教会の忠実な小教区民、教会に来た方、巡礼者の方々です。私たちは彼らに祈りを捧げます。 彼らのすべての援助に対する私たちの感謝のしるしとして、香を天国に送ります。
 また、私たちの教会に来たすべての人々の努力と貢献に感謝を捧げます。それらは教会の歴史の一部となります。 何らかの形で、彼らは神の愛の道具となり、私たち全員が愛する教会の使命を継続するための土台になっているのです。  教皇ヨハネパウロ2世が言われたように、私たちは感謝の気持ちで過去を見ます……。過去に私たちは神の寛大な愛を受けてきたことを覚えており、 この愛は私たちの教会で出会った人々を通して現実のものとなりました。それらを通して、教会は忠実にそして敬虔に使命を成し遂げることができます。 そして今、教会に対する責任を自覚し、手に委ねられた使命を持ち続け、受け取ったとおりに与えます。
贈り物に感謝……