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カトリック甲子園教会60周年にあたり……
 甲子園カトリック教会の誕生を祝うにあたり、何よりもまず私たちの教会の歴史を振り返ってみることを、私は教会の皆さんに勧めます。

(振り返り……)
 このようなジュビリー(JUBILEE-聖年)は常に歴史を振り返り、反省し、信仰を新たにするための特別な時です。 それによって私たちがキリスト者として成長し、謙遜で寛大に奉仕できるようになります。  ロナルド・ロルハイセルー、淳心会の神父様は“私たちの日常生活の普通の出来事に神の指による大きな働きがあり、そしてそれは神により書き記されます。”と教えました。
 “時のしるしを読む”と主キリストは弟子に言われました。(マタイ16:2-3)カトリック教会も同じことを言明しました。
 過去の出来事は単なる過去のものではありません。それは神の言われたメッセージの豊かな情報源です。 いつも歴史の中から私たちが何か学ぶことがあります。もしも、私たちが小教区の歴史を真剣に見つめるとすれば、将来の歩みが見つかるでしょう。 人間の出来事、人間の歴史と社会で行われている事件を通じて、歴史の神は私たちに大切なメッセージを送りました。  選ばれた民が神との約束を忠実に果たすため、 そして弱くなって来た時に慰めと力を見つけるためにも、神はモーセに全ての行われた偉大な業を書きとめ、それを記憶に留めて置くようにと命じられていたと、出エジプト記の中にあります。 “これを記念として本に書き、ヨシュアに朗読しなさい”(出エジプト記17:14)
 神の民がひとつの場所に集まり、祈りの内に巻物から一節を読み、熟考し、賛美の歌を歌い、祈りを唱えました。 このようにして、彼らは神の民として生活と歴史に於ける神の存在(居られること)と恵みと導きと望みを思い出しました。
 振り返りは信仰の目で行われるべきです。勿論、祈りの雰囲気も大事なことです。 信仰を通して、私たちは現代社会での出来事、現実、歴史、そして、人生経験を深く理解することが出来、新たな視点(見方)を見出すことが出来ます。 神のご計画を背景として、信仰は現実を判断する方法(手段-道具)を与えてくれます。私たちは目に見える以上のものを見ることが出来ます。
 それでは、信仰の目でカトリック甲子園教会の歴史を見て、振り返ってみましょう。
 教会の歴史を通して、神様の私たちへのみ言葉は何でしょう?
 神は私たちをどこに導いていますか?